ファクタリングの資金調達は、結局損・得、どっち?


ファクタリングを損・得で比較

ここでは、ファクタリングが結局損なのか、得なのかについてまとめてみました。

 

 

ファクタリングとよく比較される融資ですが、金利や手数料を考えると、融資のほうが、得なのがわかります。ただ、商売をしており手形を使っていれば、ファクタリングは手形より使い勝手も良い、便利な決済手段ということに気づくはずです。

 

 

ファクタリングは一般的に融資より金利が高い

 

ファクタリングと融資。資金調達方法を検討する場面で、どちらが損、あるいは得なのか、考え込んでしまう方もいるのではないでしょうか。表面上の金利を比較すると、一般的には融資のほうが金利は低くなります。そのため、ファクタリングは損得で判断すれば、融資よりも損する選択することになります。

 

 

ファクタリングの場合、売掛債権の額が大きければ大きいほど、ファクタリングに占める経費の割合は小さくなりますから、低利な資金調達になり得る場面も考えられなくもありませんが、一般的には超レアなケース。

 

 

それと、これは融資との比較ではありませんが、ファクタリングはコスト負担の大きさも指摘されます。ファクターによって違いはあるのですが、振込みや取立てに関する事務手数料が実費で請求されたり、手形割引同様に売掛債権の支払期日までの利息相当を費用として徴収するケースあります。

 

 

また、取り扱い債権の額に応じた手数料を月々の基本料金に上乗せして請求されるファクターもあります。ここまで来ると、ファクタリングは損する資金調達と考えてしまいます。

 

 

それでもファクタリングを資金調達に使うのはなぜ?

 

それでもなぜ、私たちはファクタリングを選んでしまうのでしょうか。それは、ファクタリングが融資ではないからです。禅問答のような答えですが、いちばんにはそれが、まず上げられるでしょう。言い方を変えるなら、ファクタリングはオフバランス化を促進する資金調達だからということです。

 

 

オフバランス化とは、リスクのある債権や資産をバランスシートから切り離すことです。または、貸借対照表の資産の部から負債をオフすること、すなわち外すことです。資産を貸借対照表から切り離し圧縮すると、より少ない元手で利益を上げることにつながります。それによって、財務内容の健全化を図ろうとするのがオフバランス化のおおまかな趣旨です。

 

 

専門的な言い方をすれば、オフバランス化をすすめれば、経営効率が高まり、総資産利益率(ROA)などの財務指標が改善します。

 

 

もちろん、ファクタリングを選ぶ理由には、そもそも融資にしたくとも借りれない、新たな借りれを増やしたくない、たんに時間的問題(?)ということもあるでしょう。ただし、ファクタリングを使うだけの“まともな理由”も存在することを忘れてはいけません。

 

 

手形取引やっていた場合は、ファクタリングにしたほうが経費削減効果は高い

 

また、別の側面からファクタリングを覗くと、ファクタリングは経費の削減が大きく、経費全体を考えると、とくに手形取引やっていた場合は、かえって経費削減効果は高いことがわかります。

 

 

ファクタリングは割引にかかる手数料も手形より安価となり、取引先の倒産リスクも背負わないでよくなります。私はなぜ手形にすると、取引先の倒産リスクまで背負わなければならないのか、正直、理解できませんが、このような悪しき慣習から手を引けることだけ考えても、ファクタリングにするメリットは計り知れないでしょう。

 

 

「工事下請取引を行うお取引先の事務の合理化、経費の削減が図られるよう、また受取手形の紛失・盗難等のリスクを回避するためにも、お取引先へのお支払いは“ファクタリング方式”をおすすめしております……」これは、ある元請け会社が下請業者あてに記載した、ファクタリング導入を通知する文章の出だしですが、ファクタリングのメリットを端的に表現しています。

 

 

これまで手形主体の取引をしていた会社なら、ファクタリングを導入すれば手形より損をすることはまずないでしょう。

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