MRIインターナショナルで話題!ファクタリング詐欺のトラブル


ファクタリングを使った詐欺

ここでは、新しい資金調達の手段としてファクタリングを取り上げていますが、ファクタリングという言葉を聞いて、投資詐欺を連想する方もなかにはいるかも知れません。ここでは、2013年に話題となったMRIインターナショナルによる架空運用疑惑で債券投資が被った悪いイメージについて解説しています。

 

 

もちろん、投資をやらない人にとっては、債権(ファクタリング)が別の機能をはたらかせるのは、せいぜい債権担保融資ぐらいのものだと思います。しかし、債権は投資にも使われてており、MRIインターナショナルに感化され、いまだに悪用する輩がいます。トラブルに巻き込まれないよう注意が必要です。

 

 

MRIインターナショナルが使った騙しの手口は所謂“巧妙な”ものではない

 

MRIインターナショナルはアメリカネバダ州ラスベガス郊外に本社を置く米国法人です。日本では支店登記はされているものの、日本法人は存在せず、顧客サービスセンターがあるだけでした。そのため、金融庁にも第二種金融事業者(米国法人)として登録されていたようです。

 

 

MRIインターナショナルは診療報酬債権「MARS(Medical Account Receivables)」を扱っていたため、「MARS」自体を金融詐欺の手法のひとつとイメージする方を増やしてしまったわけですが、彼らがとった手口を手短にまとめますと、

 

 

1)顧客からの出資金を他の顧客に対する配当金及び償還金の支払いに流用。

 

2)金融商品取引契約の締結又はその勧誘に関して、顧客に対し虚偽のことを告げた。

 

3)虚偽の内容の事業報告書を作成し、関東財務局長に提出。

 

などが上げられます。

 

 

ひとつ言えることは、詐欺としてはごく普通の行為であり、特別なことはとくにしていないとうこと。おそらく、彼らは「騙すための環境設定」に長けていたのだと思います。

 

 

さらに、金融詐欺の場合、投資の市場規模を誇張し、投資者(顧客)から多額の出資を集めることは、どの詐欺師もかならずやっています。開けてみれば、じつに基本的なことですが、騙されないように注意してください。

 

 

ファクタリングは投資の中でも詐欺要素が強いと言われる“デリバティブ取引”のひとつ

 

ファクタリングもデリバティブ取引のひとつなのでしょうが、金融派生商品投資はむかしから、詐欺がつきやすい取引だったことは間違いありません。

 

 

元本保証はあり得ないのに、元本保証で利回りも高いことを謳っていたら、詐欺を疑ったほうが良いのです。また、金融商品等販売にかかる登録等の表示がないこと、会社の所在地が都心の有名なビルに入っているなども強い詐欺臭が感じられます。

 

 

さらに、情報公開が不十分であったり、心当たりのない資料が届く場合も、明らかな詐欺ではなくても「投資家集め目的が見え見えの会社」であることが多いのです。これらは、詐欺業者に多くみれれる特徴ですが、最低でも元本保証を謳っている場合は、あり得ないことです。はじめから疑ってかかって下さい。

 

 

ファクタリングは投資ではなく資金調達に活用してるほうが良い

 

投資ではなく実際にファクタリングを使っている事業者には、ファクタリングを投資に使った詐欺にあうことはまずないでしょう。自分たちが関わった債権がそれほど市場を動かすような価値までは生まないだろうと想像してしまうからです。

 

 

ただ、売掛債権ではなく、診療報酬債権であれば市場価値は高いのかなと思ってしまうかも知れませんが、投資対象としてはみれないものと思います。

 

 

ただ、MRIインターナショナルの影響が意外にも大きく、ファクタリングを扱った債権投資は、詐欺ではなくても投資家離れがしばらくは進むと思います。いずれにしても、投資詐欺には注意して下さい。

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